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力の抜けた闘病ムービー。

自分が知らないだけかもしれないが、凄い有名な役者はアンジェリカ・ヒューストンぐらいしか出ていない。でも、そこが良かった。

ストーリーは、あまりドラマチック過ぎず、でもクール過ぎず。

家族との距離感も自然に映った。息子のアダム(ジョゼフ・ゴードン=レヴィット)を心から心配して過剰に構おうとする母親と、それを疎ましく思う息子。しかし、二人の関係は愛情に裏打ちされており、距離は決して離れすぎない。

アダムと愉快な親友カイル(セス・ローゲン)の関係性も良い。
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結局、こういうシリアスな闘病者にとって必要なのは、下手に同情せず、ユーモアがあるカイル(右)のような人間なのだ。

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アダムを演じるジョゼフ・ゴードン=レヴィットは、時々こういったチャーミングな表情をする。魅力ある役者だ。

セラピストのキャサリン(アナ・ケンドリック)は、新米感は出てはいたが、セラピストとしてはさすがにやや不自然か。
ただ、小柄ながらナイスバディなところにノックアウトされてしまった。
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胸元おかしいだろ。こんなセラピストいてたまるか。

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闘病仲間のアラン(フィリップ・ベイカー・ホール)とミッチ(マット・フリューワー)。安定感ある演技。安心して観れる。

印象に残ったシーンの一つに、手術前のシーンがある。
アダムがアルツハイマーの父親(セルジュ・ウード)に向かって、「今はついていけないかもしれないけど、父さんを愛してるよ」と告げ、父親が「OK」というときの表情が、なんともいえない。病気ゆえ完全には意図を理解はしていないが、それでも何かを感じている表情。

下の写真はそのシーンのものではないが、セルジュ・ウードの表情の演技が強く感じられる。
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最後に、バージョン違いのチラシデザインを。
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こちらが日本語版。英語版も同じショットを使っているが、もっと別になかったのかな…とは思う。

監督: ジョナサン・レヴィン
脚本: ウィル・ライザー
製作: エヴァン・ゴールドバーグ、セス・ローゲン、ベン・カーリン
製作総指揮: ネイサン・カヘイン、ウィル・ライザー
出演: ジョゼフ・ゴードン=レヴィット(Adam)、セス・ローゲン(Kyle)、アナ・ケンドリック(Katherine)、ブライス・ダラス・ハワード(Rachael, Adam’s ex-girlfriend)、アンジェリカ・ヒューストン(mom)、セルジュ・ウード(dad)、フィリップ・ベイカー・ホール(Alan、joker、patient, old man)、マット・フリューワー(Mitch, bald patient)、アンドリュー・エアリー(Dr. Ross)、ドナ・ヤマモト(Dr. Walderson)、イー・ジェー・ツァオ、ピーター・ケラミス(boss)、ジェシカ・パーカー・ケネディ(picked up girl)
音楽: マイケル・ジアッキーノ
撮影: テリー・ステイシー
編集: ジーン・ベイカー
製作会社: マンデート・ピクチャーズ、ポイント・グレイ・ピクチャーズ
配給: サミット・エンターテインメント(米)、アスミック・エース(日)
公開: 2011年9月30日(米)、2011年12月1日(日)
上映時間: 98分
 
【世間の評価】 ※2016.11.27時点
CinemaScape: 3.9/5.0 (31人) 
Filmarks: 3.7/5.0 (8,929人) 
Yahoo! 映画: 3.98/5.00 (483人)
IMDb: 7.7/10.0 (274,500人)
Rotten Tomatoes(Critics): 7.7/10.0 (187人)
Rotten Tomatoes(Audience): 4.1/5.0 (85,704人)
 
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