2015年に観た映画のなかから、ベスト10(都合によりベスト11)を発表してみようと思う。

これはあくまで、自分が2015年に観た映画であって、劇場だけでなくDVD・BDや、Amazon Prime Videoで観たものも含む。
したがって、古い映画も含まれるので悪しからず。

なお、観た本数を数えたら、93本だった。

 
では、第11位から。


ラブ・アクチュアリー

世の若い女性の大半はこの映画のことが好きなんじゃないかと思うほど、人気の高いハート・ウォーミングなラブコメ。細かいストーリーがたくさん詰め込まれているので、一つ一つへの思い入れは弱くなってしまうが、トータルで幸せな気持にさせてくれる一品。

 
つづいて、第10位。


人生に乾杯!

ハンガリーが舞台。老夫婦が主役ってことでゆったりとした気持ちで観れる。
観終った後に、まさに「人生に乾杯」したくなる作品。

 
第9位

ゆれる

吊り橋がゆれる。香川照之がゆれる。オダジョーがゆれる。
特にオダギリジョーの役柄の描き方が秀逸。

 
第8位

L.A.コンフィデンシャル

息もつかせぬ展開。そこに役者が華を添えている。
ハリウッド映画も捨てたものではないと思わせてくれる。

 
第7位

汚れた血

ずっとひたっていたいと思わせてくれる独特の世界観。
ビビッドな色使いがジュリエット・ビノシュをさらに際立たせる。
ドゥニ・ラヴァンから溢れ出るエネルギーと街を走る疾走感も見物。

 
第6位

そして父になる

テーマがテーマなだけに、いろんな事を考えさせてくれる映画。
家族について、人生について。役者陣も見事。

 
いよいよここからは、ベスト5。

第5位

ボウリング・フォー・コロンバイン

銃、貧困、教育などなど、アメリカという国のある一面を見せてくれる。
ドキュメンタリーでありながら制作サイドの意図・主張が其処かしこに散りばめられていて、非常に上手いなと唸らされる。

 
第4位

アメリ

ベタだが、オドレイ・トトゥが自分の好み過ぎたので仕方ない。本当にチャーミング。
でもそれだけではなく脚本・演出・映像がどれも素晴らしい。

 
第3位

殺人の追憶

「オールド・ボーイ」以来にガツンとやられた韓国サスペンス映画。
哀愁漂うサスペンスものの映画では、この監督の右に出る人はいないだろう。
ポン・ジュノ監督の才能に嫉妬した。

 
上位2作は、それ以下と結構差があって、この映画に出会えて本当によかったなと思えた作品。

第2位は……

冷たい熱帯魚

観る人を相当選ぶ映画。あまりに強烈。
狂った世界の描き手として、彼は群を抜いた存在。
園子温ワールド全開。

 
そして、栄えある第1位は……

鍵泥棒のメソッド

うん。意外に普通なセレクション。

でも好きなんだな、この映画。
同じうちだけんじ監督の「運命じゃない人」のほうがもっと好きだけど、本作も素晴らしい出来。
脚本がいいというのも大きいが、香川照之の存在感に負う部分も大きい。
さらに、地味な広末涼子の存在も効いている。

 
こうして見ると、11本中4本は邦画で、しかも1位2位ともに邦画。
日本映画もまだまだ捨てたものじゃない。

ベスト11には入らなかったけど、黒沢清監督の「トウキョウソナタ」でもいい味を出していた香川照之さんが、自分の中のベストアクターなのは間違いなさそう。

 
2016年も素敵な映画にいっぱい出会いたいところだが、4月となった今の時点では、2015年ほどの衝撃を与えられた映画にはまだ出会えていない。

DVDのレンタルやAmazon Prime Videoでも、観たい映画から順に観ていっているから、当然去年よりは観たい度がやや低いものも多くはなって来ているが、まだまだまだまだ面白い映画はあるはず。新作もどんどん出てくるし。

今年も前向きにどしどし観ていこう。