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007シリーズなんて観たのはいつ以来だろう。おそらくロシアより愛をこめてあたりを20年ぐらいに観て以来か。

 
内容的には、予想通り、普通に楽しめるエンターテインメント作品だった。

アクションもジェームズ・ボンドの性格も雰囲気も想像から外れておらず。
しかし、アクションメインで恋愛は彩り程度かと思いきや、予想以上に恋愛に尺をとっているのが意外だった。二人のアツアツっぷりは、やや強引かなという流れではあったが。

ヒロインのヴェスパー(エヴァ・グリーン)も、そこはボンドガールだけあって、さすがの魅力の振りまき方。たっぷりと堪能させていただいた。

以下、ネタバレもありつつ、印象に残るシーンを振り返ってみる。

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前半に出てくる、カバンに爆弾を隠し持っており、ボンドと激しい鬼ごっこを演じたモロカ(セバスチャン・フォーカン)。
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彼の身体能力の高さが尋常ではなかった。もしCGを使っていないとしたら、彼はトップアスリートとしても十分やっていけるほどの身のこなしだ。このシーンだけでも観る価値あり。

 
本作の闘いの場所の一つは、カジノのポーカーテーブル。
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中央にいる白髪ロン毛のアジア人につい目が行ってしまう。

 
二人の距離がグッと近づくシャワールームのシーン。
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洗っても血がとれないという指を嘗めるボンド。

 
そして、ここからは個人的好みにより、エヴァ・グリーン劇場をお届けする。

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エヴァ・グリーンは止まっている時よりも、こうやってポーズをとっているときのほうが映える。モデル出身なのだろうか。

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横顔も美しいエヴァ・グリーン。

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厳しい表情と、目もとのキツいメイクがそそる。

 
ストーリーの展開としても、「あぁ、なんだあっさりハッピーエンドなのね」と思わせてからの、終わりの畳み掛け方も、定番ではあるが悪くない。

ラストにボンドの胸にモヤモヤと残る感じも嫌いじゃない。

アストンマーチンの車(特にポーカーで巻き上げた1964年のもの!)もクール。
ダニエル・クレイグがマッチョ過ぎるのにはちょっとだけ引いてしまったが。

アメリカ映画にはないイギリス映画の、型を守る美しさも楽しめるし、たまには007シリーズも悪くないかなと思わせてくれる作品だった。
テーマ的に心動かされる類の映画ではないが。

それにしても製作費に1億5000万ドル、つまり150億円以上使うってどれだけの規模だよ。。。

 
最後にバージョン違いのチラシデザインを。
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日本語版。キャッチコピーは「最初の任務は、自分の愛を殺すこと」。
うーーん、どうなのこれは。。。

監督: マーティン・キャンベル
脚本: ニール・パーヴィス、ロバート・ウェイド、ポール・ハギス
原作: イアン・フレミング
製作: バーバラ・ブロッコリ、マイケル・G・ウィルソン
製作総指揮: アンソニー・ウェイ、カラム・マクドゥガル
出演: ダニエル・クレイグ(James Bond)、エヴァ・グリーン(Vesper Lynd)、マッツ・ミケルセン(Le Chiffre)、ジュディ・デンチ(M)、ジェフリー・ライト(CIA guy)、ジャンカルロ・ジャンニーニ(Mathis)、シモン・アブカリアン(Dimitrios)、カテリーナ・ムリーノ(Dimitrios’s wife)、イザック・ド・バンコレ(Steven Obanno, black guy)、イェスパー・クリステンセン(Mr. White)、イワナ・ミルセヴィッチ(Valenka, Chiffre’s girlfriend)、トビアス・メンジーズ(MI6 guy)、セバスチャン・フォーカン(Mollaka)、マルコム・シンクレア、リチャード・サメル、ルドガー・ピストール、トム・シャドボン、エイド、ツァイ・チン、ダニエル・アンドレアス、カーロス・リール(Tournament Director)、クリスティナ・コール(Ocean Club Receptionist)、ユルゲン・タラッハ、ジェシカ・ミラー、ポール・バッターチャージー、クリスピン・ボナム=カーター、サイモン・コックス、レジーナ・ガバジョーヴァ、クラウディオ・サンタマリア(Carlos, airport bomber)
音楽: デヴィッド・アーノルド
主題歌: クリス・コーネル「You Know My Name」
撮影: フィル・メヒュー
編集: スチュアート・ベアード
配給: SPE、MGM、コロムビア映画
公開: 2006年11月16日(英)、2006年11月17日(米)
日本の旗 2006年11月26日
製作費: $150,000,000
興行収入: $167,445,960(米、加)、$105,932,056(英)、$599,045,960(世界)
上映時間: 144分
 
【世間の評価】 ※2016.11.29時点
CinemaScape: 3.7/5.0 (187人) 
Filmarks: 3.9/5.0 (13,815人) 
Yahoo! 映画: 3.99/5.00 (2,056人)
IMDb: 8.0/10.0 (480,107人)
Rotten Tomatoes(Critics): 7.87/10.0 (246人)
Rotten Tomatoes(Audience): 3.9/5.0 (701,447人)
 
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