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ロックバンド「どついたるねん」のライブ映像も撮影しつつ、ライブ会場の片隅というか、結構中心のほうで、全裸の男女(AV男優の沢井亮とAV女優の横山夏希)が二人セックスしている様を、撮影もしている。
という、わけのわからない設定。

ライブ開始当初は、映像からも違和感が伝わってくるし、おそらく会場の空気もそうだったのではないか。
それが、ライブが白熱してくるに従い、だんだん映像を観ている側も慣れてくるし、ライブと絡みとの一体感も出てくる。

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ライブはかなり白熱。ファンの熱さが伝わってきた。

会場の客は、意外と絡み自体は見ていない。おそらくそれはそこはかとない気恥ずかしさからくるものだろう。その感覚はよくわかる。コアな「どついたるねん」ファンはどう思ったんだろう。良い趣向だと思ったのか、邪魔だと思ったのか。

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男優の沢井氏の動き、射精コントロール術、そして女優・横山夏希の表情はさすがプロだなと感じさせる腕前。

 
同じハマジム作品でも、キャノンボールシリーズや、モッシュピットとは編集のつなぎ方に荒削りさを感じた。それは監督の梁井氏の特徴なのだろうか。

梁井監督のアフタートークの言葉、「パソコンやビデオボックスで流れるのと、スクリーンで流れるのは全然違う。良い反応も悪い反応もすごい返ってくる。そこが面白い」。これには、実感こもっているように感じた。

全体として面白い趣向で、どついたるねん自体への興味も持てた。
しかし、同じハマジム作品の『モッシュピット』と比べると、どついたるねんに関する説明描写が少なく、このバンドを知らない人には入り込みにくい印象ではあった。

監督: 梁井一
出演: どついたるねん、沢井亮、横山夏希
企画・制作: 有限会社ハマジム
 
【世間の評価】 ※2016.9.5時点
CinemaScape: -/5.0 (0人)  
Yahoo! 映画: 3.00/5.00 (1人)
 
@テアトル新宿