ダウンバイロー

なぜかサントラを昔から持っていて、いつか観たいと思っていたジム・ジャームッシュ監督作品。

モノクロの映像に加え、ブルース調のジョン・ルーリーによる音楽もあいまって、けだるさが漂う。

ルイジアナ州が舞台で、冒頭の映像に映る、スワンプ沿いの家並みがいかにもルイジアナといった趣き。

前半のザック(トム・ウェイツ)とジャック(ジョン・ルーリー)が中心の話は、二人のキャラ設定により、やや殺気だっている。

後半、ロベルト・ベニーニ演じるボブが加わってから、軽い笑いも入り、リラックスムード。
そして、脱獄、逃亡。

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足も遅く、川も泳いで渡れないボブだが、飢え死にしそうななかウサギをつかまえたり、いがみ合う二人の間に入ったりと、なくてはならない存在に。

そして、逃亡中に立ち寄った店の女性とよもやの恋に落ちて、そこに住むという、イタリア人らしいおとぎ話ストーリー。

なぜジャックとザックがはめられたのかとか詳しい説明がないように、全体的に説明は多過ぎない。
あっさり脱獄できるのも変っちゃ変。

モノクロで音楽もクールなのに、なぜかストーリーがおとぎ話っぽいというアンバランスさに特徴がある。
ただ、ストーリーが面白いかというと…という作品ではある。

製作総指揮:オットー・グロッケンバーガー / ケイリー・ブロコウ / ラッセル・シュワルツ
製作:アラン・クラインバーグ
監督・脚本:ジム・ジャームッシュ
撮影:ロビー・ミューラー
音楽:ジョン・ルーリー
出演:ジョン・ルーリー / トム・ウェイツ / ロベルト・ベニーニ / エレン・バーキン / ニコレッタ・ブラスキ

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