fastfive

一度ぐらいは観てみたかったワイルドスピードシリーズの一作。

小難しい話が少なく、アクションメインで飽きさせない作り。

カーアクションがとにかくド派手。一体いくら金を使ってるんだ。
リオの代名詞でもある、山頂にある像を象徴的に使っての街の空撮もテンションを上げてくれる。

深いこと考えずに楽しめる作品。こういうのもたまにはいい。
惜しむらくは家で観たこと。できれば大音響で見たかった。

以下、ネタバレを含みつつ、印象に残ったシーンを振り返る。

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本作を引っ張る一番の肝は、息もつかせぬ展開やカーアクションだと思うが、役者陣も悪くない。
特に、チームのリーダーであるドム(ヴィン・ディーゼル)は声やしゃべり方を含め、確かに魅力がある。
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走行中の車から飛び降りようとするブライアン(ポール・ウォーカー)とドム。

前半部で、リオの住宅街を逃げるシーンも印象深い。
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逃げるブライアンとミア(ジョーダナ・ブリュースター)。この二人からはどちらからというとさほど強いインパクトは受けなかったが、このシーンの浮遊感と、手をつないだまま飛んでいるところに目を引かれた。

他の仲間らも、きっと今までの作品を観ていたらもっと楽しめたのだろうが、それがなくてもキラっと光る個性は感じられた。
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アクション、ドライビング技術だけでなく、女の武器も使えるジゼル(ガル・ギャドット)と、それを見守るハン(サン・カン)。
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少なくとも本作では存在感は薄かったが、アクセントにはなっていたテズ(クリス・リュダクリス・ブリッジス)とローマン(タイリース・ギブソン)。

ドムに次いで強く印象に残っているのは、仲間たちよりもアメリカからブラジルにまで派遣されている捜査官のおっちゃん(ドウェイン・ジョンソン)。
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腕周りの太さがハンパない捜査官のルーク・ホブスと、抜擢された現地の新人警官のエレナ・ネベス(エルサ・パタキー)。彼女がいることが作品に人間味を与えていた。
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リオの物騒なエリアを行く二人。実際にこういう感じなんだろうな。
シティ・オブ・ゴッド』を思い出させる。

この二人が、最終的にドムらの味方になってしまうあたりは漫画の世界ではあるが、清々しくて良し。

カーアクション部分は、本当にお見事。
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列車で運ばれている最中の車を、扉に穴をあけ、横づけした運搬車に移動させ、高速走行している状態からいきなり走らせるという、映画らしい演出。
きっと、かなり値がついているヴィンテージ高級スポーツカーに違いない。
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金庫ごと車で引っ張り出すところまではいいとしても、それを引きずったまま街中を走り、破壊しまくるのは想像の上を行っていた。

 
ラストの締め方は、あまり余韻を残さずスパッと終わってもらっても良かった気もする。
金も、実際は彼らの手に入ったというオチが良かったのかどうか。

 
最後にバージョン違いの、チラシ&DVDパッケージデザインを紹介。
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原題は「Fast Five」だが、アメリカ他多くの国では「Fast & Furious 5」というタイトルで上映されていた。

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人の押し出しを弱くしたパターン。

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日本版。オリジナルに比べカラフル。歩いている登場人物の並びを変えている。

原題: Fast Five
製作総指揮: アマンダ・ルイス、ジャスティン・リン、サマンサ・ヴィンセント
製作: ヴィン・ディーゼル、マイケル・フォトレル、ニール・H・モリッツ
監督: ジャスティン・リン
脚本: クリス・モーガン
原案: ゲイリー・スコット・トンプソン
撮影: スティーブン・F・ウィンドン
美術: ピーター・ウェナム
音楽: ブライアン・タイラー
衣装: サーニャ・ミルコヴィッチ・ヘイズ
出演: ヴィン・ディーゼル(ドミニク・トレット、ドム)、ポール・ウォーカー(ブライアン・オコナー)、ジョーダナ・ブリュースター(ミア・トレット、ドムの妹、ブライアンの恋人)、ドウェイン・ジョンソン(ルーク・ホブス、アメリカDSS捜査官)、タイリース・ギブソン(ローマン・ピアース)、クリス・リュダクリス・ブリッジス(テズ・パーカー)、マット・シュルツ(ヴィンス、ブライアンとミアが最初に頼った仲間)、サン・カン(ハン・ソウルオー、アジア人)、ガル・ギャドット(ジゼル・ヤシャール)、テゴ・カルデロン(テゴ・レオ、ドミニカのハイジャッカー)、ドン・オマール(リコ・サントス、ドミニカのハイジャッカー)、ホアキン・ド・アルメイダ(レイエス、敵のボス)、エルサ・パタキー(エレナ・ネベス、ブラジル警察の新人)、マイケル・アービー(ジジ、レイエスの部下)、フェルナンド・F・チェン、アリミ・バラード、ヨーゴ・コンスタンティン、ジェフ・ミード、エヴァ・メンデス(モニカ・フエンテス、カメオ出演)、ジェアマリー・オソリオ(ローズ、ヴィンスの妻)
編集: ケリー・マツモト、クリスチャン・ワグナー、フレッド・ラスキン
製作会社: オリジナル・フィルム
配給: ユニバーサル・ピクチャーズ(米)、東宝東和(日)
公開: 2011年4月29日(米)、2011年10月1日(日)
上映時間: 130分
製作費: $125,000,000
興行収入: $603,275,945(内、日本14.4億円)
 
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