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スプラッターホラーのドキドキ感と、ピタゴラスイッチ的なカラクリがどうやって動いて人が死ぬのかというワクワク感が共存する、他に例を見ないホラーシリーズ。

どう転んでもこいつらは死ぬんだなと、他の映画では味わえない視点から眺める特異性を味わえる。

特に冒頭の遊園地、ジェットコースターでの惨劇のシーンは、無駄のない見せ方で小気味よし。

以前観たシリーズ1作目の『ファイナル・デスティネーション』と比べると、予算も増えたんだろうなと思わせる、洗練のされ方。オープニングクレジットのちゃんとした感しかり、死ぬシーンのビジュアルしかり。
(と思いきや、製作費は200万ドルほどしか増えていなかった…)

「ファイナル・デッドコースター」のあらすじ

マッキンレー高校の生徒たちは卒業記念に夜のアミューズメント・パークを訪れていた。生徒の一人ウェンディは、ステディなジェイソンや、ケヴィンら友人グループとジェットコースターに乗ることにするが、その発車の直前、凄惨な脱線事故の予知夢を見てパニックに陥る。仲間と共にジェットコースターを降りるが、その直後に事故は現実のものとなり、乗客全員が死亡。九死に一生を得たウェンディたちだったが、免れたはずの“死の運命”は、形を変えて再び彼女たちを狙い始める。ウェンディは、事故の直前に撮影された写真の中に死のヒントが隠されていることに気づき、自らの死を回避しようとするが…。

1を観た時はこれが5までシリーズされているのは不思議だったが、今回は納得できた。

ただし、自分の好みのジャンルとはいえないので、この評価どまり。

以下、ネタバレも含みつつ、印象に残ったシーンを振り返る。

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個人的には、この映画でもっとも印象に残ったのは日サロのシーンだ。
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日サロマシンに入るアシュレーとアシュリン。紛らわしい名前の二人。
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日サロマシン内で焼死してしまう、アシュレーかアシュリンのどちらか。せめてものサービスショット的扱い?

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ルイス・ロメロ(テキサス・バトル)、トレーニングジムで落下してきた重りに頭部を左右から挟み潰されて死亡。

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かろうじて助かったウェンディの妹ジュリー(アマンダ・クルー)。馬は走るし、会場には危なっかしい器具が置いてあるし…

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遊園地の不吉なキャラクターのオブジェ。

死に方で印象に残っているのは、上にでてくる日サロの2人とジムで重りにスクウォッシュされるルイスの他には、DIY店で釘を釘打機に後頭部から打ち込まれて死ぬエリン(アレックス・ジョンソン)と、コンバーチブルを運転しドライブスルーで後ろの車のエンジンに後頭部を切り刻まれ死亡するフランキー(サム・イーストン)だろうか。

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予知夢の中の、ウェンディ(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)とケヴィン(ライアン・メリマン)。
無残に死んでいく人たちが強烈な印象を放っているのに対し、この二人は主演的立ち位置ながら、最後まで死なないため印象が薄い。皮肉な話。

製作総指揮: リチャード・ブレナー、トビー・エメリッヒ、マット・ムーア
製作: クレイグ・ペリー、グレン・モーガン、ジェームズ・ウォン、ウォーレン・ザイド
監督: ジェームズ・ウォン
脚本: ジェームズ・ウォン、グレン・モーガン
撮影: ロバート・マクラクラン
美術: マーク・フリーボーン
音楽: シャーリー・ウォーカー
衣装: グレゴリー・B・マー
特撮: アリエル・ヴェラスコ・ショウ
出演: メアリー・エリザベス・ウィンステッド(ウェンディ・クリステンセン)、ライアン・メリマン(ケヴィン・フィッシャー、ジェットコースターでウェンディの隣に座っていた。その時の事故でウェンディと同様に恋人を失う)、アマンダ・クルー(ジュリー・クリステンセン、ウェンディの妹、列車脱線事故で死亡?)、クリス・レムチェ(イアン・マッキンレー、恋人エリンを失い、ウェンディを逆恨み、お祭りでクレーンのアームに押し潰され死亡)、アレックス・ジョンソン(エリン・ウルマー、イアンの恋人、日曜大工用具店で釘打機に釘を打ち込まれ死亡)、サム・イーストン(フランキー・チェックス、盗撮趣味、ドライブスルーで追突され飛び出してきた後続車のエンジンに後頭部を切り刻まれ死亡)、テキサス・バトル(ルイス・ロメロ、黒人、ジムで重りに頭を潰され死亡)、シャーラン・シモンズ(アシュレー・フロインド、日サロに持ち込み禁止の飲み物を持ち込む、異常な強さの紫外線で身体を焼かれた末にショートし発火したマシンの中で焼死)、クリスタル・ロウ(アシュリン・ハルペリン、日サロにてアシュレーとともに焼死)、ジェシー・モス(ジェイソン・ワイズ、ウェンディの恋人、ジェットコースター事故で死亡)、ジーナ・ホールデン(キャリー・ドレイヤー、ケヴィンの恋人、ジェットコースター事故で死亡)、マギー・マー(ペリー・マリノフスキー、ジュリーの友達、お祭りで馬に吹き飛ばされた旗の棒が胸部を貫通し死亡)、トニー・トッド(デビルの声)、エクスタシア・サンダース(アンバー、ジュリーの友達)、ディラン・バジル(ショーン)、R・デイビッド・スティーブンス(牧師)
編集: クリス・ウィリンガム
配給: ニュー・ライン・シネマ(米)、ギャガ(日)
公開: 2006年2月10日(米)、2006年9月9日(日)
上映時間: 93分
製作費: $25,000,000
興行収入: $113,270,608
キャッチコピー: 乗ってみる?
 
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