jurassicworld

『ジュラシック・パーク』は、公開当時に劇場で見て、興奮して帰路についたのを覚えている。映画の力をわかりやすく伝えてくれた作品だ。

しかし、『ロスト・ワールド』以降は話題性がさほど高いともいえなかったのもあり、敬遠していた。

今回はAmazon Primeで終りの期限が近づいていたのもあり、久しぶりにこの世界に浸ってみるのもいいかなとチョイス。

 
で、観終って。

『ジュラシック・パーク』から何が変わったのかと問われれば、何も変わっていない気はする。

しかし、手に汗握るドキドキ感は、相変わらずそこにある。
それを楽しむ映画としては合格点。

「ジュラシック・ワールド」のあらすじ

コスタリカ沖のイスラ・ヌブラル島。「ジュラシック・パーク」の惨劇から20年、新たな経営者と、最新のセキュリティシステムの下、「ジュラシック・ワールド」として生まれ変わり、一日2万人が訪れるテーマパークとして賑わっていた。この日は、パークの監督官クレアの甥で16歳のザックと11歳のグレイの兄弟が来園していた。多忙なクレアは兄弟に割ける時間はなく、彼らの相手を部下に任せることに。折しもパークでは、Tレックスを凌ぐ最強のレックス“インドミナス・レックス”を遺伝子組み換え操作で創り出し、新たな目玉アトラクションとして準備中だった。獰猛なヴェロキラトプルに敬意を表しつつ、手なずけることに成功しつつある飼育員オーウェンは、パークの経営方針に警鐘を鳴らす。しかし、知能も凶暴性も高いインドミナスが脱走してしまい…

ストーリー展開にもさして驚きはないし、終わり方もノーマル。

深く考えずに楽しむ映画なのだから、それで何の問題もない。

以下、ネタバレも含みつつ、印象に残ったシーンを振り返る。

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登場人物の中では、観客の代理として(audience surrogate)の役割を果たす兄弟が印象に残る。
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前半部では女にうつつを抜かしていたお兄ちゃんが、危険な状況に陥ると、頼れる兄貴になるところはステキだった。

主演のオーウェン(クリス・プラット)は決して悪くはなかったが、印象は薄め。
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オーウェンが、調教した3匹のヴェロキラトプルとともに、インドミナスの元へと向かうところ。
ジャケットのデザインにも使われているが、この映画の象徴的なシーンの一つだろう。

脇の役者の中では、『最強のふたり』で惹きつけられたオマール・シーが出ていたのは嬉しかった。
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口が開かないよう固定されているヴェロキラトプルと、調教員のバリー(オマール・シー)。
オマール・シー好きの自分としては、彼にもうちょっと活躍の場が欲しかった。

主要人物は殺されはしなかったが、全体で見れば結構人は死んでいる。その中で一番印象に残ったのは…
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プテラノドンに捕らえられたクレアの秘書(ケイティ・マクグラス)。
そのあと湖に落ち、プテラノドン共々モササウルスに丸飲みされるという、なかなか衝撃的な死に方だった。

恐竜の中では、このモササウルスのインパクトが大きかった。
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シャチショーのようなモササウルスショー。

恐竜側の主役たるインドミナスはビジュアル的な驚きは少なかった。
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インドミナスに襲われた草食恐竜たち。食べるためではなく、単に殺したいという欲求からインドミナスが恐竜たちを襲っていることで、やばいものを遺伝子操作で作り出してしまったことがわかりやすく伝わる。

 
劇場で見ればなお楽しめただろう。

それにしても、日本国内だけで95億円の興行収入があるとは、いまだこのシリーズの人気は衰えていないんだなあ。

 
最後に、バージョン違いのチラシ・DVDパッケージデザインを紹介。
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日本版。シンプルそのもの。
「映画公開」ではなく「パークがオープン」という歌い文句を使用。

製作総指揮: スティーヴン・スピルバーグ、トーマス・タル
製作: フランク・マーシャル、パトリック・クロウリー
監督: コリン・トレヴォロウ
脚本: リック・ジャッファ、アマンダ・シルバー、デレク・コノリー、コリン・トレヴォロウ
原案: リック・ジャッファ、アマンダ・シルバー
撮影: ジョン・シュワルツマン
美術: エド・バリュー
音楽: マイケル・ジアッキノ
衣装: ダニエル・オーランディ
特撮: ティム・アレクサンダー
出演: クリス・プラット(オーウェン・グレイディ、元海軍の軍人、ヴェロキラプトルの行動を研究し、訓練を試みるパークの恐竜管理人)、ブライス・ダラス・ハワード(クレア・ディアリング、パークの運用管理者)、ヴィンセント・ドノフリオ(ヴィック・ホスキンス、セキュリティ部門幹部。インジェン社上層部と裏でつながっており、恐竜を生体兵器として軍事利用を画策)、タイ・シンプキンス(グレイ・ミッチェル、ザックの弟)、ニック・ロビンソン(ザック・ミッチェル、グレイの兄)、オマール・シー(バリー、オーウェンの友人、オーウェンと共にヴェロキラプトルの調教を務める)、B・D・ウォン(ヘンリー・ウー、元遺伝子学者、ワールドの新しい目玉となるインドミナス・レックスを誕生させたが、惨劇の一因を喚ぶ。裏ではホスキンスと繋がっており、パークの混乱の中ヘリで脱出)、イルファン・カーン(サイモン・マスラニ、マスラニ社のCFO、「ジュラシック・ワールド」の設立及び所有者)、ジミー・ファロン(ジミー・ファロン、ジャイロスフィアと呼ばれる球体の乗り物に搭載されている端末で、訪問者を案内する教育ビデオの案内人)、ジェイク・ジョンソン(ロウリー・クルーザース、パークで働くテクノロジーに精通したオペレーター、eBayで購入した旧パーク「ジュラシック・パーク」のTシャツ着用、デスクに恐竜のフィギュアを何体も飾っている)、ローレン・ラプクス(パークのオペレーター女性。終盤、他のスタッフとともにパークから避難する。別れ際にキスしようとしたロウリーに恋人がいることを告げる)、ケイティ・マクグラス(クレアの秘書、パークを訪れていた兄弟の世話役)、ブライアン・ティー(カタシ・ハマダ、パークの警備管理者。捕獲チームのリーダーも兼任)、マーティー・カルバロプリー(ジャイロスフィアのオペレーター)、エリック・エデルシュタイン(パドックの監視員、オーウェンと共にパドックの中の防壁の爪痕を調べていたが、インドミナスに襲撃され、扉を開けて外へ逃げ出し、結果的にインドミナスをパドックから脱出させてしまう。その後、車の陰に隠れていたところをインドミナスに見つかり食い殺される)、コルビー・ブースマン・シェパード(若いラプトル調教師、序盤、アクシデントによりラプトル4姉妹がいる檻の中へ転落しピンチに陥るも、オーウェンに助けられ命拾いする)、ジュディ・グリア(カレン・ミッチェル、ザックとグレイの母親でクレアの姉)、アンディ・バックリー(スコット・ミッチェル、ザックとグレイの父親)
編集: ケビン・スティット
製作会社: ユニバーサル・ピクチャーズ、アンブリン・エンターテインメント、レジェンダリー・ピクチャーズ
配給: ユニバーサル・ピクチャーズ(米)、東宝東和(日)
公開: 2015年6月12日(米)、2015年8月5日(日)
製作費: $150,000,000
興行収入: $1,542,568,684(内、日本95.3億円)
 
@Amazon Prime Video