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雑誌で、とある若手役者さんが気になる監督としてあげていたのが本作の監督であるグザヴィエ・ドラン(Xavier Dolan )。

全編フランス語。だからてっきりフランス映画かと思いきや、カナダはケベックの映画だった。

最近はあまり見ていなかったLGBT寄りの映画。そのせいか、オシャレな人たちが多く登場し、色使いもビビッド

独特のカメラワーク。とくに人をピンで捉えたときの映像が、ズームしたりちょっと引いたりと忙しくて、やや疲れる。

ストーリーとしてはシンプルで、仲の良い友達である、ゲイのフランシス(グザヴィエ・ドラン、監督自ら主演も務める)と、ノーマル女子のマリー(モニカ・ショクリ)。
そこに、ブロンドで魅了的な男ニコラ(ニールス・シュナイダー)が登場し、その魅力にはまって振り回されていく二人。

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結果的には二人とも、ニコラにはかわされてしまう。

本編とはおそらく直接の関係はないが、恋愛に関する話をカメラに向かって話す何名かの人々の映像が時々挟まれる。

印象に残るのは、オシャレな人々と、ホームパーティの楽しげな感じ、タバコ、暗い青や緑の光を当てた中でのゲイ同士のシーンもあったからかザラついた性。適度に退廃的。

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ホームパーティー中の二人。
色使い、髪型、ファッションに加え、絵の切り取り方がそこはかとなくオシャレ。

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マリーは全方位的な美人ではないが、ショットによってはかなり魅力的に映る。
このタバコを吸っているショットには惹かれる。
25歳の設定とは驚き。30前後にしか見えない。

 
ストーリーが面白い話ではないが、他の監督にはない、独特の面白みは確かに感じられた。
機会があれば他の作品も観てみたい。

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チラシ・DVDジャケットデザインとしてはこちらが定番ではあるが、個人的な好みは上のバージョン。

原題: Les Amours imaginaires
英題: Heartbeats
製作: グザヴィエ・ドラン / キャロル・モンデーロ / ダニエル・モラン
監督: グザヴィエ・ドラン
脚本: グザヴィエ・ドラン
撮影: ステファニー・ウェベール・ビロン
衣装: グザヴィエ・ドラン
出演: グザヴィエ・ドラン / モニカ・ショクリ / ニールス・シュナイダー / アンヌ・ドルヴァル(ニコラの母) / ルイ・ガレル
製作会社: Mifilifilms
配給: Alliance(加)、pictures dept.(日)
公開: 2010年6月11日(加)、2014年2月1日(日)
上映時間: 102分
 
【世間の評価】 ※2016.3.19時点
CinemaScape: 3.5/5.0 (4人)  
Yahoo! 映画: 3.87/5.00 (60人)
IMDb: 7.2/10 (17,387人)
 
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