loveactually
友人女性の勧めで。

イギリスのラブコメ。
ヒュー・グラントが出ているのもあるが、「ノッティングヒルの恋人」を思い出させる。

細部は突っ込みどころ満載だが、笑顔で見れる愛に溢れた作品。
それだけでなく、複数のストーリーが並行して進みつつ、それぞれのストーリーの登場人物が少しずつつながっていたり、決して全ての恋がうまくいくわけじゃなくほろ苦さもあったりと、芸が細かいところがにくい。

言語が違ってうまく伝わらない二人。
親友が間に挟まっている二人。
アダルト映画の出演者?(どうやらラブシーン専門のスタンドインという役柄らしい)の二人。

この3つのストーリーが特に好き。
キーラ・ナイトレイは確かに魅力的だが、個人的好みはルシア・モニスのナチュラルさ。

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最初と最後に挟まれる、ヒースロー空港での人と人との抱擁やキスシーン。
確かに良いものではある。が、欧米的。
日本ではどうなのだろう。少なくとも自分はクールに済ませてしまいそう。

DVDの特典でも監督がたっぷり語っているが、音楽へのこだわりも随所に感じられるし、音楽が印象づけられる作品でもある。
エマ・トンプソンが、夫から自分向けだと期待していたプレゼントが実は別人向けと知った後の、ベッドルームで独りで狼狽している演技は秀逸。そして、そこに流れるJoni Mitchellの「Both Sides Now」がより切なさを掻き立てる。

ただ、あの元スターのおっさん(ビル・ナイ)が歌う曲の良さは微塵もわからない。

古き良きラブコメ映画の王道を2000年代に自然に蘇らせてくれた一品。

ただ、一つのストーリーに特化していない、オムニバス映画的なスタイルなので、全体としての印象は弱いというトレードオフは否めない。

後日、自分の周りの女性数名にこの映画について聞いたら、だいたいの人は観ていて、その内のほとんど全員が好きそうだった。
時代に大きな影響を与えたラブコメ映画なんだということを痛感。

@DVD

製作総指揮:モハメド・アル・ファイド / リチャード・カーティス
製作:ティム・ビーヴァン / エリック・フェルナー / ダンカン・ケンワーシー
監督・脚本:リチャード・カーティス
撮影:マイケル・コールター
美術:ジム・クレイ
音楽:クレイグ・アームストロング
衣装:ジョアンナ・ジョンストン
出演:ヒュー・グラント / リーアム・ニーソン / エマ・トンプソン / アラン・リックマン / ビル・ナイ / コリン・ファース / ローラ・リニー / マルティン・マカッチョン / キーラ・ナイトレイ / ローワン・アトキンソン / アンドリュー・リンカーン / グレゴール・フィッシャー / ルシア・モニス / ロドリゴ・サントロ / トーマス・サングスター / オリヴィア・オルソン / ハイケ・マカチュ / マーティン・フリーマン / ジョアンナ・ペイジ / キウェテル・イジョフォー / クリス・マーシャル / アブダル・サリス / ビリー・ボブ・ソーントン / シェンナ・ギロリー / イワナ・ミリスビック / ジャニュアリー・ジョーンズ / エリシャ・カスバート / クローディア・シファー / シャノン・エリザベス / デニーズ・リチャーズ