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まさにスターの競演。

しかも、各分野にすぐれた仲間たちを集め、大きなヤマを踏むという、男なら少なからずワクワクさせられるクライムストーリー。
そのターゲットも、ラスベガスの巨大カジノで、人も死なないので、心を痛める必要もない。

音楽もムードを盛り上げ、映像の切り替えのうまさとともに、ワクワク感を高めてくれる。

ヒロインたるジュリア・ロバーツを最低限の登場シーンにとどめ、あくまでも添え物という扱いがナイス。

「オーシャンズ11」のあらすじ

仮出所中の窃盗犯で詐欺師でもあるダニー・オーシャンは、ニュージャージーの刑務所暮らしの4年間にとてつもない犯罪計画を練り上げていた。それは、ラスベガスの3大カジノ「ベラージオ」・「ミラージュ」・「MGMグランド」の現金が集まる地下巨大金庫の現金強奪計画だった。その額なんと1億6000万ドル。オーシャンは旧友でありいかさまトランプ師のラスティにこの話を持ちかけ、この計画の遂行に不可欠な各分野のスペシャリストのスカウトを始める。やがて、11人の選りすぐりの犯罪ドリーム・チームが誕生。こうして11人のプロによる史上最大の強奪作戦が始まった。さらに、オーシャンには金のほかに、もうひとつ盗もうとしている物があった。

最近観た中だと、『ワイルドスピード MEGA MAX』や『ミュンヘン』と重なる部分もあるが、軽さ、スタイリッシュさでは本作がナンバーワン。
プロットに恐るべき展開が含まれているわけでもなく、時間が経てば細かい内容は忘れてしまう映画かもしれないが、BGVとして流しておくには最適な映画といえよう。

続きも観たくなった。

以下、印象に残ったシーンや、登場人物を写真とともに振り返る。

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主演はジョージ・クルーニーだが、個人的にはラスティを演じるブラピに惹きつけられた。
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ラスティのこのとぼけたカツラと表情。
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何かを食べているシーンがやたらと多いラスティ。

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左から、電気・通信の専門家リヴィングストン(エディ・ジェイミソン)、爆破専門家バシャー(ドン・チードル)、詐欺師ソール(カール・ライナー)、前科持ちのカジノディーラー(バーニー・マック)。

ビシッと決めて戦闘モードに入った詐欺師老人カールは、かなーりカッコいい。
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カールをみていて、『踊る大捜査線』のスリーアミーゴスの一人、刑事課課長(小野武彦)をふと思い出したような気がしたが、あらためて見ると特に似てはいないなあ…他の人だったかな、頭によぎったのは。

実績充分のベテランが集う中、まだお坊ちゃん扱いのライナス(マット・デイモン)。しかしシカゴ界隈で『黄金の指を持つスリ』と呼ばれるだけあり技術はピカイチ。
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ベネディクト(アンディ・ガルシア)と対峙するライナス。ライナスがまだ下っ端で頼りないということもあり、緊張感溢れるシーンだった。
アンディ・ガルシアの醸し出す迫力も見事。

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ライナスがいないことに気づき、建物を見る一行。

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この衣装、眼鏡、葉巻を加える姿が堂に入り過ぎているルーベン(エリオット・グールド)。ビジュアル重視なキャラクター。

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触ったの、触ってないのをはじめ、どうでもいい口論ばかりしているモロイ兄弟。弟(スコット・カーン、写真左)のほうが態度が偉そうというのが面白い。

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棚から棚へバク宙で移動するイエン(シャオボー・クィン)は、登場シーン短めだがインパクト大。

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印象薄目のジュリア・ロバーツ。自身が館長を務めるベラージオ美術館でのこの衣装は自分好み。

 
なお、1人あたり1000万ドル以上、すなわち10億円以上の分け前があったわけだが、少なくともジョージ・クルーニーとブラピの2人に関しては、この映画の出演でそれ以上のギャラをもらっていると考えると、笑ってしまった。

 
最後に、バージョン違いのチラシ・DVDパッケージデザインを紹介。
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日本語版。英語版よりも登場人物の押し出しが強い。そりゃあ日本人好みのスターの競演ですものね。ワクワク感高まるこのデザインは悪くない。

製作総指揮: スーザン・イーキンズ、ジョン・ハーディ
製作: ジェリー・ワイントローブ
監督: スティーブン・ソダーバーグ
脚本: テッド・グリフィン / チャールズ・レデラー / ハリー・ブラウン
原案: ジョージ・クレイトン・ジョンソン
撮影: ピーター・アンドリュース
美術: フィリップ・メッシーナ
音楽: デビッド・ホルムズ
衣装: ジェフリー・カーランド
出演: ジョージ・クルーニー(ダニー・オーシャン)、ブラッド・ピット(ラスティ・ライアン)、ジュリア・ロバーツ(テス)、マット・デイモン(ライナス・コールドウェル、シカゴで『黄金の指を持つスリ』と呼ばれる)、アンディ・ガルシア(テリー・ベネディクト、3つの巨大カジノのオーナー)、ドン・チードル(バシャー・ター、イギリス人の爆破専門家)、エリオット・グールド(ルーベン・ティシュコフ、ベガスのカジノホテル経営者で資産家、ベネディクトを快く思っていない。作戦の資金面をサポート)、カール・ライナー(ソール・ブルーム、往年の天才詐欺師)、ケイシー・アフレック(バージル・モロイ、双子の兄、ラジコンなどの操作に長ける)、スコット・カーン(ターク・モロイ、双子の弟、ドライバー)、シャオボー・クィン(イエン、バーナム・サーカスの中国雑技団曲芸師)、バーニー・マック(フランク・キャットン、前科持ちのカジノのディーラー)、エディ・ジェイミソン(リヴィングストン・デル、電気・通信の専門家)、スコット・L・シュワルツ(ブルーザー、ベネディクトがオーシャンを拷問するためにつれてきたチンピラ、オーシャンとは旧知の仲)、マイケル・デラノ(ウォルシュ、カジノ支配人)、ケリー・アドキンス(シャーメイン、ダンサー、ラスティの依頼で客から身分証を盗む)、デヴィッド・ソルタグ(ベネディクトの手下の双子)、ラリー・ソルタグ(ベネディクトの手下の双子)、ラスティ・メイヤーズ(Security Officer #1)
編集: スティーヴン・ミリオン
配給: ワーナー・ブラザース
公開: 2001年12月7日(米)、2002年2月2日(日)
上映時間: 116分
製作費: $85,000,000
興行収入: $450,717,150(内、日本国内70億円)
キャッチコピー: ハリウッド史上最強の犯罪ドリーム・チーム
 
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