heibonnaway

微妙なタイトルゆえ、観るのをためらっていたが、ようやくDVDにて観劇。

前半、映像のシーンが続き、あれ? 今回は舞台じゃなく映像作品なのか!? と思っていたら、そんなことはなく途中からいつもどおりのヨーロッパ企画らしい舞台だった。

映像部分で感じたのは、男性陣の肌の汚さ……それが現実なんだろうが、もうちょっとなんとかして欲しかった。

舞台のシーンが始まり、多くのメンバーがいきなり一堂に会し、安定感のあるドタバタがはじまる。
長くは続かなかったが、「間」やセリフが面白いところもあり、楽しめる時間帯もあった。

ただ、浮浪者が出てきた後辺りから、やや間延び。
あれだけ多くの役者が登場すると、テンポ良くは進められないのかもしれないが、自分の好みとしてはテンポ良く突き進んでくれるか、もしくはガラっと赴きを変えて、間をとって進めてほしかったが、その中庸だった。

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引きこもってプラモを作ってる彼(酒井善史)が出てきていないことは当然わかっており、いずれ出てきて、何かを起こしてくれるのかと期待していたが、出てくるには出てきたものの、場を破壊はしてくれなかった。

本劇団の良さが出ており、舞台で観ていればそれなりに楽しめる内容だろう。
DVDだともうひと頑張り欲しい。

 
<<追記>>
毎回ヨーロッパ企画のDVDに収録されている特典映像。どれもこれもボリューム満点で、劇団の溢れんばかりのパワーの結果なんだろうが、いつも特典映像を見ると得も言われぬ気持ちになる。

おそらく、舞台上では、練習に練習を重ねて作り上げられた、いわば完成品だから問題ないのだが、特典映像だと素というか、「面白い事をしよう、面白い事を言おう」という姿勢が出過ぎていて、かつ、アドリブ気味なので、なんだか結婚式等の余興で作られた映像を見るような感覚になってしまうからかもしれない。もちろん、こんなところに気を使って作っているというのがわかって面白くはあるのだが……

作・演出/上田誠
出演/石田剛太、酒井善史、角田貴志、諏訪雅、清水智子、土佐和成、中川晴樹、永野宗典、西村直子、本多力、松田暢子、山脇唯
上演:2005年2月~5月
 
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