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元来スターウォーズシリーズにはそれほど詳しくはなく、凄い好きということもないが、お祭り的に観てみたくなる作品なのは間違いないので、珍しく映画館にて観賞。

 
途中眠くなるところはあったが、戦場となるスカリフ(Scarif)に乗り込んでいくあたりから盛り返した。

本作にはメインの登場人物にフォースの使い手がいないということもあり、今までの作品と比べるとかなりヒューマンな作り。

決してつまらない作品ではないが、一人ひとりの登場人物の印象があまり強くないため、観終わって印象に残っているのは、わずかだけ出てくるダースベイダーと、ほんのワンカット(CG使用)のレイア姫だったりする。

自分はどうも、SFモノへの共感能力が低い性質らしいことを、あらためて再認識した。せっかく映画館まで足を運んだのに、なんだかやたらと客観的に観賞している自分がいる。

私がSWファンではないということもあるが、精神的にもビジュアル的にもぐいぐい来るタイプの映画ではないから、まあ仕方ない。
やはり私はもっとグチャグチャ込み入った話が好きなのだ。本作は良くも悪くもシンプルで、綺麗過ぎる。

以下、印象に残ったシーンを振り返る。

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主要の3人である、ジン・アーソ(フェリシティ・ジョーンズ)、キャシアン・アンドー(ディエゴ・ルナ)、K-2SO(声:アラン・テュディック)のバランスは悪くない。
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ジンとキャシアンの印象が際立って強くは設定されていない中、K-2が良い立ち位置にいることでバランスが保たれている印象。
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こんな変装で大丈夫なのかよ…とは思うが、SWシリーズの世界観はところどころ緩いのが良いところでもある。

嬉しいのは、チアルート(ドニー・イェン)とチアン(ベイズ・マルバス)役にアジア人が起用され、躍動してくれたこと。
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ドニー・イェンは『イップ・マン』シリーズでも主演を務めるなど、カンフー映画のスター。アクションシーンでは見事な足さばきを披露してくれていた。
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ストームトゥルーパーとドニー・イェンが同じ絵の中にいる不思議。

帝国軍の中では、一人気を吐いていたオーソン・クレニック(ベン・メンデルソン)。
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そういうしきたりなのはわかっているが、白いマントをしているあたりに自己愛の強さをつい感じてしまう。

登場時間は短いが強いインパクトを与えてくれた、ダース・ベイダー。
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ライトセーバーを操る様は美しかった。

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スカリフ(Scarif)の惑星のビジュアルも見どころの一つだろう。

 
こうやって振り返っても、主要キャストの印象がもっと強ければなあと思ってしまう。

レイア姫の登場はさすがにCGを使ってのものだった。それ以外にも、帝国軍のターキン総督を演じるピーター・カッシングや、飛行士のレッド・リーダー、ゴールド・リーダーらもCGを使った合成技術による出演だった。

余談だが、ジンの父親ゲイレン・アーソを演じるマッツ・ミケルセンは『カジノロワイヤル』の悪役を好演している役者さんだった。そう言われてみると、ゲイレン・アーソもちょっと悪い顔をしていた。

製作総指揮: ジョン・ノール、ジェイソン・マクガトリン
製作: キャスリーン・ケネディ、アリ・シェアマー、サイモン・エマニュエル
監督: ギャレス・エドワーズ
脚本: クリス・ウェイツ、トニー・ギルロイ
原作: ジョン・ノール、ゲイリー・ウィッタ
原案: ジョージ・ルーカス
撮影: グレッグ・フレイザー
音楽: マイケル・ジアッキノ
出演: フェリシティ・ジョーンズ(ジン・アーソ)、ディエゴ・ルナ(キャシアン・アンドー)、ドニー・イェン(チアルート・イムウェ)、リズ・アーメッド(ボーディー・ルック、帝国から逃げてきた飛行士)、アラン・テュディック(K-2SOの声)、チアン・ウェン(ベイズ・マルバス)、ベン・メンデルソン(オーソン・クレニック、帝国軍、a high-ranking Imperial military officer)、フォレスト・ウィティカー(ソウ・ゲレラ)、マッツ・ミケルセン(ゲイレン・アーソ)、ピーター・カッシング(ターキン総督、CG・アーカイブ映像)、ジェームズ・アール・ジョーンズ(ダース・ベイダーの声)、ジミー・スミッツ(ベイル・オーガナ議員)、アリステア・ペトリー(ドレイヴン将軍)、ジュヌヴィエーヴ・オライリー(モン・モスマ議員、女性、リーダー)、ステファン・スタントン(ラダス提督の声)、バレン・カネ(ライラ・アーソ)、ジョーダン・ステファンズ(トンク伍長)、ボー・ガズドン(幼ジン)、ドリー・ガズドン(幼ジン)、キャリー・フィッシャー (レイア・オーガナ姫、CG・アーカイブ映像)、ドリュー・ヘンレイ (レッド・リーダー、CG・アーカイブ映像)、アンガス・マッキネス (ゴールド・リーダー、CG・アーカイブ映像)
製作会社: ルーカスフィルム
配給: ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ
公開: 2016年12月16日(米、日)
上映時間: 133分
製作費: $200,000,000
 
【世間の評価】 ※2017.1.30時点
CinemaScape: 3.9/5.0 (15人) 
Filmarks: 4.1/5.0 (21,965人) 
Yahoo! 映画: 4.23/5.00 (6,486人)
IMDb: 8.1/10.0 (237,003人)
Rotten Tomatoes(Critics): 7.5/10.0 (328人)
Rotten Tomatoes(Audience): 4.2/5.0 (80,358人)
 
@渋谷TOHOシネマズ