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決して興味がないわけではないのだが、どうにもこうにもアニメ作品がなかなか響かない自分。

本作も、タイトルはもちろん知っていたが、大ヒット作ではあるものの、映画ファンからの評価がさほど高くなかったこともあり、見るのを控えていた。

今回、Amazon Prime Videoで観れるうえ、しかも近々観れなくなるとのことだったので、見てみることにした。

つい先日観た『ヒックとドラゴン』と同じく、ドリームワークスが製作。キャラクターデザインが秀逸だ。

「シュレック」のあらすじ

人里離れた沼地に一人で暮らす緑色の怪物シュレック。外見とは裏腹に根は優しい彼は、人間たちに「怪物だ」と怖がられるので、脅して追い返すのにウンザリしていた。ある日、彼の沼地に、おとぎ話の登場人物達が押し寄せてきた。彼らは、国を支配するファークアード卿に、理想の王国に無益な存在として追放されてしまったのだった。静かな沼地を取り戻すため、ファークアード卿に直談判しに行くシュレックだが、完璧な王になるために誰でもいいから「姫」と結婚して王になりたかったファークアード卿は、ドラゴンのいる城に幽閉されているフィオナ姫を助け出せば、シュレックに沼地を返してやると条件を出してきたが…

冒頭、オープニングのテンポが良い。
シュレックの臭い口臭で鏡が割れたり、おならで池の魚が浮いてきたり。
つかみはOK。

そして、人間たちを脅かし、退散させるシーンのコミカルさ。

さらに、売られようとしていた、喋るロバのドンキーと出会ってからは、二人の掛け合いに惹き込まれる。エディ・マーフィのトークの面白さを久しぶりに堪能した。

しかし、面白かったのはこの辺りまでで、残りは尻すぼみ。
ストーリー的には、驚きは少ない。

勧善懲悪的なストーリーだから致し方ないが、前半部で期待値が高まっただけに残念ではあった。

以下、ネタバレも含みつつ、印象に残ったシーンを振り返る。

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上でも書いた通り、シュレックとドンキーの掛け合いには楽しませてもらった。
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最初はドンキーのことを鬱陶しがっていたシュレックだが、終わってみれば名コンビ。王道をゆく関係性。シュレックは表情がチャーミング。
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何度か登場するトイレが、やたらと印象に残る。

この作品に後半入り込めなかった原因の一つとして、フィオナ姫が自分の趣味に合わなかったという点がある。
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あまり可愛く感じられないフィオナ姫。どう見ても、声のキャメロン・ディアスの実写のほうが可愛い。

他のキャラクターたちもぼちぼち。
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青髭の感じが、リアルにきもいファークアード卿。
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ドンキーに恋したドラゴン。
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フィオナ姫をナンパしてくるロビンフッドの、この顔の品位のないこと。嫌いではないが、このエピソードいるかなあ。。。

一つ思ったのは、作中に数多く出てくる、古典アニメ作品、名作映画へのオマージュ、パロディがもっとわかったほうが楽しめただろうということ。
シンデレラ、ピノキオ、白雪姫、3匹の子豚、マトリックス等わかりやすいものはわかったが、ダンボ、インディ・ジョーンズ魔宮の伝説などは、解説を読むまでわからなかった。

また、どうやらマザーグースもいろいろと関わっていたよう。
例えば、クッキーマンに対しファークアード卿とセロニアスが拷問するところだったり、盲目のネズミたちの存在だったり。

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この白雪姫の棺(?)を小人たちがシュレックのテーブルに置く姿にはクスッとさせられた。

 
最後に、バージョン違いのチラシ・DVDパッケージデザインを紹介。
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日本語版。上のデザインよりはこちらのほうが一般的か。無難。

製作総指揮: ペニー・フィンケルマン・コックス、サンドラ・ラビンズ、スティーヴン・スピルバーグ
製作: ジェフリー・カッツェンバーグ、アーロン・ワーナー、ジョン・H・ウィリアムズ
監督: アンドリュー・アダムソン、ビッキー・ジェンソン
脚本: テッド・エリオット、テリー・ロッシオ、ジョー・スティルマン、ロジャー・S・H・シュルマン
原作: ウィリアム・ステイグ
音楽: ハリー・グレッグソン・ウィリアムス、ジョン・パウエル
特撮: ケン・ビーレンバーグ
声の出演: マイク・マイヤーズ(シュレック)、キャメロン・ディアス(フィオナ姫)、エディ・マーフィ(ドンキー)、ジョン・リスゴー(ファークアード卿)、ヴァンサン・カッセル(ロビン・フッド、フィオナをナンパしようとする)、ピーター・デニス(Ogre Hunter)、クライブ・パース(Ogre Hunter)、ジム・カミングス(Captain of Guards)、コンラッド・ヴァーノン(クッキーマン)、コディ・キャメロン(ピノキオ/三匹の子豚)、アーロン・ワーナー(オオカミ)、クリス・ミラー(魔法の鏡/ゼペット爺さん)、キャスリーン・フリーマン(老婆)、クリストファー・ナイツ(セロニアス/盲目のネズミ)
編集: シム・エヴァン・ジョーンズ
製作会社: ドリームワークス・アニメーション、パシフィック・データ・イメージズ
配給: ドリームワークス(米)、UIP(日)
公開: 2001年4月22日(米)、2001年12月15日(日)
上映時間: 90分
製作費: $60,000,000
興行収入: $484,409,218
 
@Amazon Prime Video