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50年代の安心して観れるコメディ。この時代のアメリカ映画は掛け値なしに輝いているし、観ていて楽しくなる。まさに娯楽。

意外にもマリリン・モンローががっつり出てる映画を観るのはこれが初めて。

セクシーで妖艶な彼女を予想していたら、かなりふくよかで、可愛げがあり、金持ちに扮したジョー(トニー・カーティス)に対し前のめりにキスしていく積極的なキャラクターに驚いた。

以下、印象に残ったシーンを振り返っていく。

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男共二人の女装がバレない時点で現実離れなストーリーではあるが、コメディ作品としての面白みというか、コメディ要素が絶妙なテンポとバランスで配置されていることで、気負いなくその世界に浸っていられる。

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ジョセフィン&ダフネ。「ダァーフネー」と名乗るジャック・レモンの女声が耳に残る。

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ダフネのベッドに集結する楽団の女子たち。楽しそうなこと。

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シュガー(マリリン・モンロー)が「I wanna be loved by you」を歌うシーンには圧倒された。それまで隠していた妖艶さが全開。恐ろしく魅力的。マリリン・モンローがもてはやされた理由がよくわかった。

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積極的なシュガー。50年代にしてこれは驚き。

ストーリー的にもまさか!という展開。ダフネ(ジャック・レモン)の意外や意外の嬉しそうな表情、その相手の金持ち(ジョー・E・ブラウン)もいい味を出していた。
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ダフネとのダンスやら、ラストの船上での会話やら、エンターテイナーとして映画を盛り上げてくれたジョー・E・ブラウン。

ラスト、船の上での二人の会話。カツラをとってダフネが”I’m a man”と告げると、”Nobody is perfect”と金持ちが答えるという、噛み合っているのか、そうでないのかがわからないやりとり。

それにしても、邦題の見事なこと。この邦題がよりこの作品を魅力的にしている。

 
最後に別バージョンのチラシデザインを。
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時代が感じられる。

監督: ビリー・ワイルダー
脚本: ビリー・ワイルダー、I・A・L・ダイアモンド
原作: R・ソーレン
製作: ビリー・ワイルダー
出演: トニー・カーティス(ジョー / ジョセフィン / ジュニア)、ジャック・レモン(ジェリー / ダフネ)、マリリン・モンロー(シュガー・ケーン・コワルチェック)、ジョージ・ラフト(スパッツ・コロンボ、悪役親玉)、パット・オブライエン(マリガン警部)、ジョー・E・ブラウン(オズグッド・フィールディング3世、ダフネの相手)、ネヘマイア・パーソフ(リトル・ボナパルト、パーティで演説)、ジョーン・ショウリー(スウィート・スー、楽団をとりしきる)、ビリー・グレイ(シグ・ポリアコフ、二人が仕事をくれるよう依頼する相手)、ジョージ・E・ストーン(つまようじのチャーリー、スパッツを裏切って殺される)、デイヴ・バリー(ビーンストック、楽団のマネージャー補佐)、ビバリー・ウィルズ(Dolores)
音楽: アドルフ・ドイッチェ
撮影: チャールズ・ラング
編集: アーサー・P・シュミット
配給: ユナイテッド・アーティスツ
公開: 1959年3月29日(米)、1959年4月29日(日)
上映時間: 120分
 
【世間の評価】 ※2016.12.21時点
CinemaScape: 4.1/5.0 (328人) 
Filmarks: 4.1/5.0 (2,064人) 
Yahoo! 映画: 4.38/5.00 (175人)
IMDb: 8.3/10.0 (180,166人)
Rotten Tomatoes(Critics): 8.9/10.0 (50人)
Rotten Tomatoes(Audience): 4.1/5.0 (81,494人)
 
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