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言わずとしれた、北野武監督の代表的な作品。

舞台は沖縄が大半。ヤクザ映画。
隠れ家がある、半島のようになっていて海に囲まれ、そこを走る舗装されていないアップダウンのある道の景色が印象に残る。
ロケ地を探して訪ねてみたい場所。

 
大杉漣、寺島進と鉄板キャスト。
ビートたけしのやくざ演技はハマっているし、そこはかとない色気もある。

主演の女優は、ずっと洞口依子だと思っていたら国舞亜矢という方だった。
沖縄っぽくはないが、色黒も似合いそうな雰囲気は悪くなかった。

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沖縄がロケ地ということもあり、ネットリとした空気感が伝わってくる。

しかし、ストーリー自体はピンと来る内容ではなかった。
砂浜で紙相撲したり、花火を打ち合ったり、落とし穴を掘ったりと、その辺りは北野武っぽさが感じられるが、それ以外の部分は共感できず。

あと、声のボリュームがところどころ小さく聞き取りづらかった。
これは意図的なのだろうか。

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上はスペイン語のチラシ。
「クリント・イーストウッドに対する日本の反応」と評されている。

ここでも使われている、タケシが拳銃で頭を撃ち抜いている絵は、この作品で一番有名な構図ではあるが、実際にはロシアンルーレットのようなゲームをするだけで、このシーンで死ぬわけではない。

であるのに、この絵をチラシやDVD等で使っている意図はなんなのだろう。
そこで死ぬと思わせておくが、死なないことで客を混乱させたかったのだろうか。

@DVD

製作:奥山和由
監督・脚本:北野武
撮影:柳島克己
美術:佐々木修
音楽:久石譲
出演:ビートたけし / 国舞亜矢 / 渡辺哲 / 勝村政信 / 寺島進 / 大杉漣 / 逗子とんぼ / 南方英二