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ここ2ヶ月ほどの間に、日米最大手のアニメーション制作会社が手がけた作品『トイ・ストーリー2』『ハウルの動く城』を観て、いずれも自分の琴線に触れずフラストレーションが溜まっていたなか、リベンジをはかるべくこれならいけるだろうと本作をチョイス。

 
ラストのたたみかけかたは悪くない。心も動かされる。

しかし、主人公真琴の描きかたに、アニメにありがちな過剰さがあるのがどうにもこうにも馴染めず。その違和感がぬぐい切れなかった。

時にまぶしく。時に純粋さにハッとさせられもする。カバーデザインにもある、タイムリープをする時の躍動感、爽快感もある。

それに加え、アニメだから当然なのかもしれないが、ジャケットデザインを含め、背景・風景の”絵になる感”のパワーがやたら強い。

以下、印象に残るシーンを振り返る。

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印象的に差しはさまれる、黒板に「Time waits for no one」とあるカット。
下の「ハァ」がナイス。

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代表的なカットで、ジャケット写真やチラシにも使われている飛躍シーン。作品自体からは大して夏を感じなかったが、このカットからは爽快感溢れる夏が感じられる。

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この写真からは伝わりにくいが、真琴が大声で泣きじゃくるシーンは秀逸。グッと来た。

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教室での三人。何気ないこういったシーンに、おっさんは郷愁をそそられる。

 
今の薄汚れた自分には、これまた綺麗すぎる作品だったのかな。

 
恒例のバージョン違いのジャケットデザイン。
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キーワードとなる「自転車」「踏切」「坂道」が入ったカット。これも悪くない。

英題: The Girl Who Leapt Through Time
監督: 細田守
脚本: 奥寺佐渡子
製作: 渡邊隆史、齋藤優一郎
製作総指揮: 角川歴彦
キャラクターデザイン: 貞本義行
作画監督: 青山浩行、久保田誓、石浜真史
美術監督: 山本二三
アニメーション制作: マッドハウス
声の出演: 仲里依紗(紺野真琴)、石田卓也(間宮千昭)、板倉光隆(津田功介)、原沙知絵(芳山和子、魔女おばさん)、谷村美月(藤谷果穂、後輩、功介に想いを寄せる)、垣内彩未(早川友梨、同級生、千昭を気にかけている)、関戸優希(紺野美雪、妹)、横張しおり、松岡そのか、立木文彦、反田孝幸、山本圭子、中村正、松田洋治、桂歌若、安藤みどり
音楽: 吉田潔
主題歌: 奥華子「ガーネット」
挿入歌: 奥華子「変わらないもの」
制作会社: マッドハウス
配給: 角川ヘラルド映画
公開: 2006年7月15日(日)
上映時間: 98分
 
【世間の評価】 ※2016.12.12時点
CinemaScape: 3.9/5.0 (231人) 
Filmarks: 4.0/5.0 (61,823人) 
Yahoo! 映画: 4.09/5.00 (4,395人)
IMDb: 7.8/10.0 (38,145人)
Rotten Tomatoes(Critics): 6.7/10.0 (15人)
Rotten Tomatoes(Audience): 4.1/5.0 (10,543人)
 
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