六本木のTOHOシネマズにて。
金曜日の22:10~だったが席はガラガラ。

六本木のTOHOシネマズの上のフロアって近未来的な内装でいい感じ。映画館、特にシネコン特有の匂いが漂っている通路も好き。

ミュージカルものだという事ぐらいしか認識せずに観に行ったが、最初はなかなかその世界に馴染めず苦労した。主演のネイサン・レインとマシュー・ブロデリックのそこはかとない汚さに鳥肌が立つほど最初は嫌だった。

しかし時間が経つにつれて次第にその世界に慣れていく。
スウェーデン訛りのある女優にユマ・サーマンが扮しているが、田舎っぽさとスタイルの良さに最後まで本人だと気づかなかった。マシュー・ブロデリックと並ぶとその背の高さが強調される。役者恐るべし(撮影技術が恐るべしなのか?)。

ミュージカル部分についても前半部は違和感が多かったが、だんだんとその世界にはまっていく。
見所の一つである、ゲイの演出家役のゲイリー・ビーチが代役としてヒットラー役を演じる部分は、彼の存在感の強さに圧倒される。

前半部の印象が悪かっただけに、それが少しずつ覆されていく後半部での好感度の高まりは自分でも驚いた。

やはりメル・ブルックスらしい、通常の演出とは異なるアクの強さが出ており、印象に残る映画となった。

製作:メル・ブルックス / ジョナサン・サンガー
監督:スーザン・ストローマン
脚本:メル・ブルックス / トーマス・ミーハン
撮影:ジョン・ベイリー / チャールズ・ミンスキー
美術:マーク・フリードバーグ
音楽:メル・ブルックス
衣装:ウィリアム・アイヴィ・ロング
出演:ネイサン・レイン / マシュー・ブロデリック / ユマ・サーマン / ウィル・フェレル / ゲイリー・ビーチ / ロジャー・バート / ジョン・ロヴィッツ / アイリーン・エセル / マイケル・マッキーン / デヴィッド・ハドルストン / デブラ・モンク / アンドレア・マーティン