スクールオブロック

軽い気持ちで観始めたら、集中力途切らされることなくラストまで一気に連れていかれた。

途中からのストーリーの展開は予想できるし、パターンちゃパターンなのだが、それに独自の味付けをしつつ、秀逸なエンターテイメント作品に仕上げている。

以下、かるーいネタバレあり。

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良いところがいくつかある。

一つは、主役のジャック・ブラックの風貌と、その動き。日本でいうならば、バナナマンの日村のような体型と、クルクル変わる表情。ミュージシャンの王道からは大きく外れているが、楽しそうにロックしている様は、前半部分のややキモく感じるところを乗り切れば、むしろその味わいにハマっていくことができる。

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Mr.S(ジャック・ブラック)の子どものような表情。リードギタリストを務めるZack(ジョーイ・ゲイドスJr.)もクールで良い雰囲気を醸し出していた。

 
もう一つが、小学生の子どもたちを使っているという点。嫌味がまったくない。中学生以上だとこうはいかないだろう。
例えば、子どもたちが輝いているのは以下のようなシーン。
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この映画の良いところとして、楽しそうなシーンが多いというのもある。

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机に坐る感じが、国は違えど、小学校っぽい。かなり上品な学校ではあるが。

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バンドのマネージャーを務めるサマー役の子(ミランダ・コスグローヴ)は、委員長感をうまく醸し出している。

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ベース役のレベッカ・ブラウン。他のパートに比べて見せ場が少なかったのが残念。

 
もともとは陽気なキャラクターだったが、PTA対策を意識するがあまり堅物になってしまった女校長(ジョーン・キューザック。紛らわしいがジョン・キューザックの姉、久々に見た!)が、徐々に変わっていくというサイドストーリーも悪くない。

子どもに対して話すシーンが多いから、英語が比較的聞き取りやすいのもリラックスできるポイントかもしれない。

見せ場のステージシーンではつい笑顔になってしまう。単純だが元気を与えてくれ、映画っていいなと素直に思わせてくれる。元気がない時に観たくなる一本。

製作総指揮: スティーヴ・ニコライデス / スコット・アヴァーサノ
製作: スコット・ルーディン
監督: リチャード・リンクレイター
脚本: マイク・ホワイト
撮影: ロジェ・ストファーズ
美術: ジェレミー・コンウェイ
音楽: クレイグ・ウェドレン
衣装: カレン・パッチ
出演: ジャック・ブラック / ジョーン・キューザック / マイク・ホワイト(Ned Schneebly、ルームメイト) / サラ・シルヴァーマン(Patty Di Marco、Nedのガールフレンド) / アダム・パスカル(No Vacancyのボーカル) / ジョーイ・ゲイドスJr.(Zack、ギター) / ミランダ・コスグローヴ(Summer Hathaway、マネージャー) / ケヴィン・クラーク(Freddy Jones、ドラム) / レベッカ・ブラウン(Katie、ベース) / ロバート・ツァイ(Lawrence、キーボード) / マリヤム・ハッサン(Tomika、バックコーラス、大柄) / ケイトリン・ヘイル(Marta、バックコーラス) / アレイシャ・アレン(Alicia、バックコーラス、眼鏡)
配給: パラマウント・ピクチャーズ
公開: 2003年10月3日(米)、2004年4月29日(日)
上映時間: 108分
 
【世間の評価】 ※2016.2.22時点
CinemaScape: 3.8/5.0 (226人)  
Yahoo! 映画: 4.29/5.00 (539人)
IMDb: 7.1/10 (202,374人)
 
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