watasigaikiruhada
知人の女性のオススメ作品。
久々のペドロ・アルモドバル。おそらく「ハイヒール」以来。

まず題名がおかしい。意味不明。
そしておどろおどろしいジャケット写真に、見るのにやや勇気が必要だった。

偏執的な話。

以下、ネタバレあり。

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恨みをかって、誘拐されて、性転換手術をされて、その後もいろんな手術されて、監視されながら生きるって。
それでいて、患者の精神に踏み込んた描写は控え目。

血も流れるし、母娘そろって投身自殺してるのに、わかりやすい強い衝撃が襲ってくるというよりは、じわじわっとくる撮り方。
決して、感情にダイレクトに訴えるエモーショナルな撮り方ではない。

美しく、メリハリの効いた顔立ちの、主演二人の醸し出す雰囲気。
そして、ゴルチエデザイン。色が多いが、映像の撮り方に品があり、安っぽくならない。

主演ベラクルス役の女優(エレナ・アナヤ)の裸がたびたび登場するが、ストーリー上、手術により作られた身体だと思うとエロティックさが消えるのが不思議。
わたしの個人的な感覚に過ぎないのかもしれないが。

それまでがアブノーマルな出来事の連続だったのに、エンディングはノーマルで、拍子抜け。
一方で、そのノーマルさになんかホッとさせられた。

レンタルしたBDが、途中で認識エラーで停まってしまい
集中力が途切れてしまったのが悔やまれる。

アルモドバル、他の作品も見てみたい。

製作:アグスティン・アルモドバル / エステル・ガルシア
監督:ペドロ・アルモドバル
脚本:ペドロ・アルモドバル / アグスティン・アルモドバル
原作:ティエリー・ジョンケ
撮影:ホセ・ルイス・アルカイネ
美術:アントン・ゴメス
音楽:アルベルト・イグレシアス
衣装:パコ・デルガド
出演:アントニオ・バンデラス / エレナ・アナヤ / マリサ・パレデス / ジャン・コルネット / ロベルト・アラモ / ブランカ・スアレス / スシ・サンチェス / バーバラ・レニー
 
【世間の評価】 ※2016.1.21時点
CinemaScape: 3.7/5.0 (26人)  
Yahoo! 映画: 3.79/5.00 (215人)
IMDb: 7.6/10 (96,524人)
 
@BD